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2024.04.01

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ユーザーコミュニティAll Aboard!の第8回 Meet Upイベント「初心者向け省エネ基礎講座」を開催

株式会社ゼロボード(以下 当社)は、2024年3月21日(木)、当社オフィスにてユーザーコミュニティAll Aboard!(オールアボード!)の第8回Meet Upイベント「初心者向け省エネ基礎講座」を開催しました。ユーザー会員にとって注目度の高いテーマである今回は、株式会社環境ビジネスエージェンシー、関西電力株式会社、岩谷産業株式会社の3社より講師をお招きし、初心者でも分かりやすく省エネの基礎である法令の知識や、GHG(温室効果ガス)削減につながる省エネ施策を学べる、座学形式のイベントにしました。

基調講演は、株式会社環境ビジネスエージェンシーのシニアコンサルタント・平山芳廣氏。平山氏は長年、環境・安全関係の法遵守監査業務に従事し、現在では環境・安全関係の法順守コンサルティング等を担当されています。「省エネ関連法の概要について」と題して、省エネ法や温対法について、基礎から解説いただきました。

続いて、GHG削減ソリューションを持つ当社パートナー企業が登壇。
Scope 1(※1)の削減について講演した岩谷産業株式会社の澤根範憲氏、小川祥平氏は、経済性との両立を図りながらGHG排出量が少ないエネルギーへ転換する(石油からガスへ等)ことや、その移行タイムライン、また燃料転換や省エネ設備の導入を促進する補助金についてなど、具体的にご教示いただきました。
Scope 2(※2)における電気の省エネについて講演した関西電力株式会社の小林健一氏からは、電気の需給実態や発電GHG排出量、電気料金設定との関係などをご提示いただきつつ、有効な電気の省エネについてご解説いただきました。また、太陽光発電活用においては、電気の使い方によっては蓄電池を組み合わせて自家消費量をコントロールする必要があることなど、新しい学びも多くいただきました。
各講演を通して、省エネについて学ぶと、GHG削減のアプローチにはさまざまな選択肢があるという気づきを得ることができました。

最後に、本日のイベントを通して学んだこと、今後取り組んでみたいことをハーベスト(収穫)として全員がシェアしました。

参加者の感想より一部抜粋

  • 具体的な施策例などを聞けてよかった。どうエネルギー使用量を下げていくかが難しく面倒な部分だが、安易にお金で解決するのではなく、まだまだ省エネに向けてやれる事はたくさんあると思う。しっかり対応していきたい。
  • まだまだ知らないことが多かった省エネ法、もっと勉強していきたい。削減は個社それぞれにベストな対応を模索していかなければということを改めて理解した。自社に置き換えてしっかり考えていきたい。
  • 製造業にとっては、省エネ施策を進めた先に自社製品への価値付けができるという気づきがあった。
  • 製造業ではないので“減らし方”に悩んでいたが、社内の電力を下げるなど社内意識の醸成も大切だと気づいた。
  • このMeet Upへの参加で、社内に知識が蓄積された仲間が増えて嬉しい。

今回は初心者向けの基礎講座ではありましたが、脱炭素に取り組む企業から専門家やエネルギー企業に直接質問できる機会を提供できたことで、今後も興味や関心を持ちながら省エネや脱炭素を進めていくきっかけになれば幸いです。

参加者の質問に答える平山芳廣氏
参加者の質問に答える岩谷産業株式会社の澤根範憲氏、小川祥平氏
学んだことや気づきを参加者が発表するハーベストタイム

(※1)Scope 1:自社の事業活動における直接的な排出
(※2)Scope 2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的な排出

ユーザーコミュニティ「All Aboard!(オールアボード!)」

多種多様な企業が、企業の枠を超えて相談や情報を提供し合うことで、GHG排出量算定や削減目標の設定、開示など企業担当者の実課題の解決に踏み込み、サステナビリティ経営の推進に繋げることを目的としたクローズドのコミュニティです。
https://zeroboard.jp/allaboard/

会社概要

社名 :株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://zeroboard.jp
所在地 :東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者 :代表取締役 渡慶次 道隆
設立 :2021年8月24日
事業内容 :GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」の開発・提供/サステナビリティ経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営