ユーザーコミュニティAll Aboard! 第10回 Meet Upイベントカードゲーム「2050カーボンニュートラル」体験会を開催
株式会社ゼロボード(以下 当社)は、2024年5月17日(金)、当社オフィスにてユーザーコミュニティAll Aboard!の第10回Meet Upイベントとして、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」体験会を開催しました。
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」(※)は、株式会社プロジェクトデザインが開発したシミュレーションカードゲームで、ゲームを楽しみながら主体的にカーボンニュートラルの正しい知識を学ぶ機会を提供するものです。
本カードゲームは公認ファシリテーターのゼロボード総研 鍋島、カスタマーサクセス部 中村、代表の渡慶次が運営しました。
ゲームでは、参加者が事業者や政府、環境NPOなどの組織に分かれてチームを組み、 他のチームとさまざまな交渉をしながら、事業活動と日常の消費活動を行います。その活動をいかに行うかで、カーボンニュートラルと、決められている各チームのゴールを目指します。
各チームがカードに書いてあるアクションを起こすことでCO2排出量が増減することに加え、企業の利益にも影響していってしまい・・・。
残された時間はあと少し、果たして2050年カーボンニュートラルの実現と経済の両立はできるのか?
今回のゲームの結果は、ゴール達成できたのは自動車メーカーのみで、残念ながらカーボンニュートラルは達成されませんでした。
このようなシミュレーションを通して、楽しみながら気候変動問題のポイントについて学び、また自分たちが取り組んでいる業務と気候変動の関わりについて他者にしっかり説明できる様になることを目指しました。
参加者からは「現実世界のようにうまく行かない」「もっとこうすれば良かった」の声が多く上がっていました。そこがこのゲームの醍醐味、ゲームでの気づきは現実社会での行動のヒントになります。柔軟な発想を持ち、周りと連携をとりながらカーボンニュートラルの達成を目指していくことが重要です。
参加者の感想より一部抜粋
- カーボンニュートラルの達成は簡単ではないと痛感し、とても勉強になった。
- 企業人として、また市民として、地球環境についてとても考えさせられる体験だった。
- 「ゲームに勝ちたい」と思って邁進していたが、後半に「そうだ、みんなでやるんだ!」とハッとした。
- 何をどのタイミングで投資して経済効果を産むのか、注意深く考えるきっかけになった。
- 社内浸透の一助になればと軽い気持ちで参加した。しかしこの先20年の縮図を体感し、グッとくるものがあった。
- ゲームを通して、現実でのビジネス戦略を考えるきっかけになった。単一の業界だけにメリットがある行動を取るのではなく、サプライチェーンの外の企業ともコミュニケーションを取ることで情報量も上がり良いシナジー効果が期待できると思う。
当社は今後もユーザー同士が繋がり合い、学び、共有する機会を提供してまいります。
(※)カードゲーム「2050カーボンニュートラル」
過去から現在にかけて私たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲーム。(株式会社プロジェクトデザインウェブサイト:
https://www.projectdesign.co.jp/2050-carbon-neutral/ より)
同社によって認められた公認ファシリテーターのみ開催することができます。
ユーザーコミュニティ「All Aboard!(オールアボード!)」
多種多様な企業が、企業の枠を超えて相談や情報を提供し合うことで、GHG排出量算定や削減目標の設定、開示など企業担当者の実課題の解決に踏み込み、サステナビリティ経営の推進に繋げることを目的としたクローズドのコミュニティです。専用サイトを使ったオンライン交流だけでなく、月に1度「Meet Up」というリアルイベントを実施し、学びや気づきを共有する文化が醸成されています。また、自主性の高いコミュニティメンバーが多く在籍しており、同じ分野に従事する同志との交流を通じて、活発に活動しています。
https://www.zeroboard.jp//allaboard/
会社概要
社名 :株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://www.zeroboard.jp/)
所在地 :東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者 :代表取締役 渡慶次 道隆
設立 :2021年8月24日
事業内容 :GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」の開発・提供/サステナビリティ経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営/ESG情報一元化ソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発