【ユーザーニュース】山陽特殊製鋼、パートナー企業との取り組みで 「パートナーシップ構築大賞」にて経済産業大臣賞を受賞
「Zeroboard」のユーザー企業である山陽特殊製鋼株式会社様(鉄鋼業)が、2025年3月13日、経済産業省主催「第3回パートナーシップ構築シンポジウム」にて、「パートナーシップ構築大賞 経済産業大臣賞」(※)を受賞されました。
経済産業省はサプライチェーン全体での共存共栄を目指すパートナーシップ構築宣言を推進しており、このたびの「パートナーシップ構築大賞」は、サプライチェーン全体での取り組みにおいて優秀な事例を表彰するために開催されました。
授賞式にて(選定委員長 後藤康雄成城大学教授(左)、山陽特殊製鋼(株) 宮本勝弘代表取締役社長(中央)、後藤マネージャー(右))
取り組み内容とゼロボードの支援
山陽特殊製鋼株式会社様は、Scope 1, 2の削減はもとより、Scope 3(自社のサプライチェーンに相当するその他の間接排出)の削減において、SBTのScope 3認定基準に整合する「2030年度までに2021年度比でGHG排出量を25%削減」と目標を設定されました。そして、2025年1月に国内鉄鋼メーカーとして初めてSBT認定されました。
同社は、Scope 3のカテゴリー1(購入した製品・サービス)およびカテゴリー10(販売した製品の加工)における排出量が多いことを受け、それらの削減に不可欠であるパートナー企業の実績値の把握ため、サプライチェーン全体での協働に向けた活動を開始されました。
そこで、主要パートナー企業に対する、カーボンニュートラルに対する取り組み状況についてのアンケート、およびパートナー企業へのカーボンニュートラル説明会を当社がご支援いたしました。
具体的な支援事例:
- カーボンニュートラル説明会におけるプレゼンテーションおよび個別相談会の実施
- 「Zeroboard」のサプライヤーアンケート機能を活用したアンケート実施と集計支援
- パートナー企業向けアンケート回答マニュアルの作成
結果的により多くの取引先からの協力が得られ、アンケートの回収率をあげることにつながったと嬉しいコメントをいただいています。
同社は今後に向け、GHG排出量の定期的把握を含め、パートナー企業との連携深化、GHG排出量の削減に向けたパートナー企業の支援強化に取り組み、2050年のカーボンニュートラルを目指していくとされています。
当社も引き続き、同社の取り組みをシステムとコンサルティングの両面から支援してまいります。
(※)
パートナーシップ構築大賞受賞概要
https://www.meti.go.jp/press/2024/03/20250314001/20250314001.html
過去の経済産業大臣賞受賞企業
第1回(2022年)花王㈱、第2回(2024年)㈱日立ソリューションズ
山陽特殊製鋼株式会社
所在地 :兵庫県姫路市飾磨区中島3007番地
代表者 :代表取締役社長 宮本 勝弘
設立 :1935年(昭和10年)1月11日
事業内容 :鋼材事業、粉末事業、素形材事業等
ホームページ:https://www.sanyo-steel.co.jp/

