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ゼロボード、大崎電気工業・ESPと脱炭素化支援サービスの協業を開始

〜脱炭素経営支援のワンストップサービスを提供〜

 GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供する株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康、以下「大崎電気工業」)、エネルギーアンドシステムプランニング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安孫子 崇弘、以下「ESP」)とともに、企業の脱炭素化に向けた支援に関する協業(以下「本協業」)を開始いたします。

本協業の背景と概要

 脱炭素へ向けた動きはグローバルに加速しており、日本国内では、2020年10月に出された2050年カーボンニュートラル実現に向けた宣言を契機に、企業を取り巻く環境が大きく変わり始めています。特に上場企業においては、財務諸表と並び気候関連財務情報の開示が求められるようになっており、脱炭素化に向けた計画策定・実行、報告・開示への取り組みが喫緊の課題となっています。また、脱炭素化に関連する法令や制度も加速的に整備されており、今後はそれらの法令順守や制度への対応など、企業の脱炭素化に向けた戦略はますます重要度を増すことになると考えられます。
 このような背景を受け、ゼロボード、大崎電気工業、ESPの3社は協業し、事業活動によるCO2(二酸化炭素)に代表されるGHG排出量の算定・可視化と、正確できめ細かいエネルギーデータの管理を支援すべく、脱炭素化支援サービスを開始いたします。
 本協業により、お客さまの脱炭素化に必要なサービスをワンストップで提供することで、脱炭素化社会の実現を目指すとともに、取組みの輪を広げることで更なるサービスの拡充を図ってまいります。

本協業による脱炭素化支援サービスについて

※EMS:エネルギーマネジメントシステムとは、中央装置による負荷の自動制御に加え、30分(デマンド時限)毎に、エネルギーを照明・外灯・コンセント・空調などの用途別に計測・データ化するシステムです。データに基づいた適切な分析を実施することで、省エネ可能な点を探し出し、運用や設備の改善を提案。高効率運営の標準化を実現します。
※SMS:スマートメータリングシステムとは、スマートメーターを活用し、一括受電マンション、商業・オフィスビル等のテナントや居室の電気使用量を自動で収集し、クラウドサーバ上で遠隔管理することができる、検針システムです。複数の建物のデータを一元で管理することが可能になり、検針業務の効率性・正確性・利便性を向上させます。

  1. 当社開発の「zeroboard」に、大崎電気工業が開発・提供するエネルギーマネジメントシステム「O-SOL」*1を組み合わせ、事業活動におけるCO2排出量の算出・可視化と、正確できめ細かいエネルギーデータの管理を支援します。
  2. 大崎電気工業とESPは、取得したデータに基づき、各企業の現場に適した省エネ・脱炭素コンサルティングサービスを提供する他、ESPが提供している制度トラッカー*2を通して、脱炭素活動に向けた意思決定に不可欠な法改正や制度に関する情報を速やかに提供します。

*1:エネルギーマネジメントシステムとそのサービスプラットフォームの名称(https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/category/category06.html

*2:エネルギーや脱炭素関連制度の情報配信サービスの名称
https://solution-esp.com/seido-joho2.html

会社概要

・大崎電気工業株式会社(https://www.osaki.co.jp/ja/
創業 100 年にわたり電力量計等の計測制御機器の開発・提供を通して、電力量の消費を「見える化」・分析し、様々な機器の制御を通して電力量消費の最適化を提案します。

所在地:東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア
代表者:代表取締役社長 渡辺 光康
創業:1916年

・エネルギーアンドシステムプランニング株式会社(https://solution-esp.com
エネルギーアンドシステムプランニング株式会社は以下の事業を通じ、お客さまの抱えるエネルギーと脱炭素に関する様々な課題の解決を行っています。
・工場等の脱炭素化・省エネルギーコンサルティング、IoT化支援
・エネルギーや脱炭素に関する制度情報配信サービス
・YouTube(エネinチャンネル)によるエネルギーや脱炭素に関する情報提供

所在地:東京都港区高輪2-15-11-204
代表者:安孫子 崇弘
会社設立:2013年10月23日

・株式会社ゼロボード(https://www.zeroboard.jp/
GHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供しています。企業活動によって排出された CO2に代表されるGHG(温室効果ガス)排出量を、国際基準である GHGプロトコルに基づき算定・可視化することにより、企業の脱炭素経営を支援しています。

所在地:東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟22F SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
会社設立:2021年8月24日

zeroboardについて

企業活動によって排出されたCO2量を算出し、国際基準であるGHGプロトコル(*1)におけるScope 1~3(*2)が可視化できるクラウドサービスです。

  • 膨大なデータ処理を必要とするサプライチェーン排出量や商品ごとのCO2排出量の算出
  • 視認性の高いダッシュボードによるCO2排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
  • TCFD等の国際的な開示形式に加え、国内の既存環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
  • 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性

*1:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量の算定と報告の国際基準
*2:事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲の区分(Scope1:自社の事業活動における直接的なCO2排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのCO2排出)

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ゼロボード 広報窓口:pr@zeroboard.jp