ESG関連データの収集・管理・開示支援なら

ゼロボード、取締役会設置会社へ移行し、倉林 陽氏、内河 俊輔氏、吉澤 康弘氏が社外取締役、加賀 宏樹氏が監査役に就任

〜 グローバルで戦えるスタートアップとしての成長を目指し、健全で強固な経営基盤を構築 〜

GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、2023年4月14日付で取締役会設置会社へ移行しました。それに伴いDNX Ventures マネージングパートナー兼日本代表 倉林 陽氏、Keyrock Capital Management シニアアドバイザー 内河 俊輔氏、インクルージョン・ジャパン ディレクター 吉澤 康弘氏の3名が社外取締役に、西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士の加賀 宏樹氏が監査役に就任したことをお知らせします。

左から:内河 俊輔氏、倉林 陽氏、渡慶次 道隆、吉澤 康弘氏

当社はGHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」を軸として、算定や開示の支援および削減ソリューション堤案を行い、企業の脱炭素経営を支援しています。新たなルールや規制が次々と生まれてくる脱炭素領域においては、国内外の動向をいち早くキャッチしながら、強みであるエンジニアリング力と専門性の高いコンサルティング力を最大限に生かす経営体制が求められます。また、当社の目指すグローバルなプラットフォーム企業に相応しい管理・ガバナンス体制を構築するため、この度、取締役会設置会社への移行を行いました。

社外取締役に就任した倉林氏にはBtoB SaaSの事業モデルに関する深い知見、内河氏にはグローバル企業として具備すべきマネジメント知見、そして吉澤氏にはESGの最新トレンドや大企業との連携に対する知見を期待し、当社のさらなる成長を支援いただきます。また、グローバル・ローファームにおいてスタートアップ支援の経験も豊富な加賀氏を監査役に迎え、健全で強固な経営基盤を構築します。

新経営体制

1.取締役会設置会社への移行

経営におけるガバナンス及びコンプライアンスを一層強化していくため、取締役会設置会社へ移行しました。

2.役員の就任

取締役会設置会社への移行に伴い、下記の通り役員が就任しました。(※敬称略)

代表取締役渡慶次 道隆
社外取締役倉林 陽
社外取締役内河 俊輔
社外取締役吉澤 康弘
社外監査役加賀 宏樹

社外取締役略歴とコメント

倉林 陽氏
富士通株式会社および三井物産株式会社にて日米でのベンチャー投資業務を担当後、Globespan Capital Partners及びSalesforce Venturesの日本代表を歴任。2015年3月よりDNX Ventures (旧Draper Nexus Ventures)に参画し、2020年よりManaging Partner就任。現在マネーフォワード、アンドパッド、カケハシ、dataX等20社の社外取締役を務める。同志社大学博士(学術)、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA修了。著書「コーポレートベンチャーキャピタルの実務」(中央経済社)

<コメント>
この度、ゼロボード社の社外取締役を拝命し、大変光栄に感じております。時代の要請と共に世界中で急拡大する市場において、ゼロボード社はこれまでも数多くのお客様の脱炭素経営の実現を支援してきました。今後もさらなる提供価値の拡大を通じて、様々な社会課題の解決を実現するプラットフォームへの進化を実現すべく、引き続き長期的なご支援ができればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

内河 俊輔氏
1998年、ソロモンスミスバーニー証券(現シティグループ証券)入社。同社投資銀行本部マネジングディレクター、M&A本部 本部長を歴任。2018年、株式会社マネーフォワードに参画。執行役員CFOに就任し、財務戦略を推進。2020年、株式会社STREAMを設立し、代表取締役に就任。Keyrock Capital Management Limited シニア・アドバイザー、株式会社タイミー 社外取締役、Micoworks株式会社 社外取締役、キングソフト株式会社 社外取締役を現任。

<コメント>
ゼロボード社が取り組む気候変動問題は我々世代の最大課題の一つであり、次世代に残してはならない課題です。我々はゼロボード社が地球規模の取り組みである気候変動問題解決においてクリティカルな活躍をされると信じています。海外展開を含めて全力でゼロボード社の成長に貢献できるよう尽力してまいります。

吉澤 康弘氏
2001年P&G入社、コンサルティング会社を経て、2006年よりライフネット生命保険(当時ネットライフ企画)に参画し、主にリクルート・セブン&アイHDとの事業提携をリード。同社上場後、2013年よりインクルージョン・ジャパン株式会社を共同創業し、MUFG・東京ガス・日本通運といった大企業での新規事業創出を担いつつ、ICJ1号ファンド・2号ファンドGPとして、ココナラ・アイスペース等に出資・支援を実施。東京大学大学院工学系研究科修了。

<コメント>
「ESG、脱炭素領域は、今後の最大の成長領域である」という仮説を基に立ち上げた当社ICJ2号ファンドですが、その投資先であるゼロボード社が、仮説通りの急速な成長を遂げている点は、自分が経営している会社であるかのように、自分事です。この仮説の続きにある「炭素排出量削減」「カーボンクレジットの拡大」という2点を中心に、ゼロボード社のさらなる成長に寄与できるよう、引き続き全精力を挙げてご支援申し上げたい所存です。

監査役略歴

加賀 宏樹氏
2006年より西村あさひ法律事務所に所属、2010年~2012年三井物産株式会社出向、2013年~2014年ミネアポリスのドーシー・アンド・ホイットニー法律事務所での勤務を経て、2018年1月より西村あさひ法律事務所パートナー弁護士に就任。クロスボーダー取引を中心とする国内外のM&A、プライベート・エクティティ・ファンド案件、ベンチャーキャピタル案件、スタートアップ・プラクティス案件等の業務に従事。

代表取締役 渡慶次 道隆のコメント

ネットゼロを目指すメガトレンドにより、多くの業界において、産業構造が変わりつつあります。当社は、クライアント企業が脱炭素社会への移行を企業価値向上につなげるためのデータプラットフォームの構築を目指し、その対象を国内から海外へと広げております。この度の取締役会設置会社への移行は、グローバルなプラットフォームを目指す上で重要なマイルストーンであり、3名の取締役、および監査役の知見やアドバイスを最大限事業に反映し、企業理念「気候変動を社会の可能性に変える」を具現化していく所存です。

会社概要

社 名:株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.(https://www.zeroboard.jp/
所在地: 東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者: 代表取締役 渡慶次 道隆
設 立: 2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/脱炭素経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営

zeroboardについて

「zeroboard」は、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減までを支援する一気通貫ソリューションです。国内外のサプライチェーン排出量、製品別・サービス別の排出量(カーボンフットプリント)のほか、削減貢献量や水資源などをクラウドで算定・可視化し、各種レポートの出力にも対応。算定を入り口として、ユーザー企業の課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援しています。
「zeroboard」をベースに業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向け「zeroboard construction」、物流業界向け「zeroboard logistics」を開発し、提供を始めています。

採用強化中

当社は、設立2年目で従業員数100名を超える規模に成長しました。脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。新しいオフィスで一緒に働きませんか?私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。

企業向けウェビナーについて

当社では、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「zeroboard」の活用方法などを解説しておりますので、ぜひお申し込みください。詳しくは当社ホームページのイベントページをご覧ください。

<4月25日(火)開催>初級者向け「脱炭素経営の始め方」ウェビナー
<4月26日(水)開催>信頼性の高い環境貢献を訴求したい企業必見!本年3月公表のWBCSD策定「削減貢献量ガイダンス」をいち早く解説

本件に関するお問合せ先

株式会社ゼロボード
zeroboard導入について(ビジネス本部):info@zeroboard.jp
採用について(人事部):recruit@zeroboard.jp
報道やご取材について(広報):pr@zeroboard.jp