プレスリリース 2023.03.24

ゼロボードChatGPT等を活用する機能開発プロジェクト「zeroboard Labs」を発足

〜 AIによるコンサルティングなど新機能の試験公開を推進し、機能開発を加速化〜

GHG（温室効果ガス）排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供する株式会社ゼロボード（東京都港区、代表取締役：渡慶次道隆、以下「当社」）は、2023年３月24日、ChatGPTに代表される最新IT技術を速やかにプロダクトへの応用を試みる機能開発プロジェクト「zeroboard Labs（ゼロボードラボ）」を発足することをお知らせします。本プロジェクトを通じて、ユーザーからのフィードバックによる機能の高度化プロセスを加速させ、より早く、より広く企業の脱炭素経営を支援していくことを目指します。

「zeroboard Labs」の発足背景

2050年のカーボンニュートラル実現を目指すなか、国内では企業に対する気候関連財務情報やサステナビリティ情報の開示要請など制度設計も進んでおり、それらの情報が企業の重要な評価軸となりつつあります。2026年以降のカーボンプライシングの本格導入を前に、大企業はもとより中堅・中小企業もGHG排出量の算定、ひいては脱炭素経営に取り組む必要があります。数十万社におよぶ企業の算定支援のために必要な開発力や、サステナビリティ分野に知見をもつ限られたリソースを補うため、最新IT技術を高度に活用し、グローバルイシューである気候変動問題の解決にテクノロジーで寄与することを目指しています。

「zeroboard Labs」の想定する取り組み内容

ChatGPTに代表されるAI等の先進的な技術を取り入れ、いち早くプロダクトへの実装を目指す
新機能要素ごとにプロジェクトメンバーを組成し、業界をリードする革新的な機能開発を目指す
ユーザーのフィードバックによって、より高度かつ実用的な機能の開発速度を上げるために、新機能の試験的公開を推進する
試験機能には「zeroboard Labs」のアイコンを付与して公開する
AIについては、コンサルティングや営業対応のほか、ユーザーコミュニティにおける質問対応での活用
AIをはじめとする最新技術のソフトウェア実装に関心を持つエンジニアの採用を強化する

「zeroboard Labs」の運用意義

試験公開→フィードバック→機能アップデートのサイクルを短くすることで、ユーザー要望への対応の加速化
エンジニアリングの創造性と革新性の向上
コンサルティングや質問対応における業務効率化およびリソースの最適化

GHGデータのプラットフォーマーである当社は、最新技術を取り入れながら「zeroboard」のサービス向上を図り、企業がより取り組みやすい脱炭素経営の支援に努めてまいります。

会社概要

社　名：株式会社ゼロボード｜Zeroboard Inc.（https://www.zeroboard.jp/）
所在地：東京都港区三田三丁目5-27　住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者：代表取締役　渡慶次道隆
設　立： 2021年8月24日
事業内容：温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供／脱炭素経営に関するコンサルティング／ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営

zeroboardとは

「zeroboard」は、GHG（温室効果ガス）排出量算定・開示・削減までを支援する一気通貫ソリューションです。国内外のサプライチェーン排出量、製品別・サービス別の排出量（カーボンフットプリント）のほか、削減貢献量や水資源などをクラウドで算定・可視化し、各種レポートの出力にも対応。算定を入り口として、ユーザー企業の課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援しています。
「zeroboard」をベースに業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向け「zeroboard construction」、物流業界向け「zeroboard logistics」を開発し、提供を始めています。

採用強化中

当社は、設立2年目で従業員数100名を超える規模に成長しました。脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。新しいオフィスで一緒に働きませんか？私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。