【東北の地域銀行で初】岩手銀行グループが「zeroboard」の導入を決定
株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、株式会社岩手銀行(頭取:岩山 徹、以下「同行」)が同行グループとサプラーチェーンのGHG(温室効果ガス)排出量の算定・可視化および削減のために当社が開発・提供するGHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」の導入を決定したことをお知らせいたします。
同行は2021年8月に「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)(※)提言」への賛同を表明しました。加えて2022年8月には「ESG経営」推進の観点から、環境問題や企業統治、人材育成などの非財務分野への取り組みを強化し、TCFD 提言に基づいたガバナンス体制の整備を目的として、「サステナビリティ推進委員会」を設置し、今般、TCFD提言への対応のため導入に至りました。
同行は当社のパートナーとして2022年2月から地域企業や自治体へ「zeroboard」の導入支援をするとともに、両社連携により岩手県内で6つの自治体(2022年11月1日現在)との地域脱炭素協定を締結しました。
今回の導入は地域脱炭素のさらなる深化の一環であり、従来の融資先の排出量の可視化とカーボンニュートラル実現に向けた商品・サービスの提供や融資に加え、同行自身の排出量の可視化を通じて、銀行と地域企業が一体となって、地域脱炭素協定を推進してまいります。
(※)TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)提言
TCFD は金融市場安定化の観点から、G20 財務大臣・中央銀行総裁会議の要請を受けた金融安定理事会(FSB)が設立した機関。TCFD 提言とは TCFD が公表した、すべての企業に対して、気候関連の「リスク」と「機会」を評価し、それらを経営戦略やリスク管理へ反映するとともに、財務上の影響を把握・開示することを推奨する最終報告書のこと。
■岩手銀行のプレスリリース
https://www.iwatebank.co.jp/assets/pdf/20221101_zeroboard.pdf
■GHG排出量算定・可視化・削減のトータルソリューション「zeroboard」
https://www.zeroboard.jp//service