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経済産業省のカーボンフットプリント算定・検証等に関する検討会委員にゼロボード代表 渡慶次 道隆が選出されました

 GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、代表取締役の渡慶次 道隆が、経済産業省環境経済室主催の「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリント算定・検証等に関する検討会(以下「本検討会」)」の委員に選出されたことをお知らせします。

 当社は、2021年7月に、本邦で初めて、クラウドサービスによって企業のサプライチェーン全体(Scope1-3)の排出量の算定を可能にするソリューションの提供を始めました。その後、多くのユーザ企業との対話を重ね、サプライヤからの一次データの取得・管理機能や、製品・サービス別のGHG排出量の算定機能など、企業にとってニーズが高い機能を業界に先駆けて実装してきました。

 本検討会では、カーボンニュートラル実現のためのサプライチェーン全体での排出削減に向けて、グリーン製品が選択されるような市場を創出し、我が国の成長に繋げていくことを目的に、以下の2点について検討が進められます。
・「CFPレポート(仮称)」
国内外のCFPを巡る状況を整理するとともに、そうした状況を踏まえて、我が国企業のサプライチェーン全体での排出削減と製品・産業の競争力強化の観点から、参照すべきルールを考察するとともに、CFPに関連する政策対応の方向性を明示するレポート
・「CFPガイドライン(仮称)」
CFPの算定及び検証について、上記の観点から具体的に必要と考えられる事項・枠組について整理し、それを満たすことで一定の確からしさを担保することができるガイドライン

 渡慶次は本検討会の委員として、これまでに蓄積した知見や企業の置かれている状況を検討会へ共有し、CFPレポートおよびCFPガイドラインの策定を通して、サプライチェーン全体の排出削減に向けたルールづくりと、本邦企業の競争力向上に寄与していく所存です。

代表紹介

株式会社ゼロボード代表取締役 渡慶次 道隆(とけいじ みちたか)
東京大学工学部卒業
CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)、CFA(米国証券アナリスト)

JPMorganにて債券・デリバティブ事業に携わったのち、三井物産に転職。コモディティデリバティブや、エネルギー x ICT関連の事業投資・新規事業の立ち上げに従事。欧州でのVPP実証実験の組成や、業務用空調Subscription Serviceの立ち上げをリードした後、A.L.I. Technologiesに移籍。電力トレーサビリティシステムやマイクログリッド実証(国プロ)を始めとした数多くのエネルギー関連事業を組成。2020年末より、脱炭素社会へと向かうグローバルトレンドを受け、企業向けのGHG排出量算定クラウドサービス「zeroboard」の開発を進める。2021年9月、同事業をMBOし株式会社ゼロボードとしての事業を開始。

■経済産業省ホームページ
第1回 サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会

zeroboardについて

 企業活動やそのサプライチェーン由来のGHG(温室効果ガス)排出量を、国際基準であるGHGプロトコル*1に基づいて算定・可視化できるクラウドサービスです。

GHGプロトコルにおけるScope1・2・3の分類
  • 膨大なデータ処理が必要なサプライチェーン排出量(Scope1-3(※2))や製品ごとの排出量の算定
  • 視認性の高いダッシュボードによる排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
  • GHGプロトコル等の国際的な開示形式に加え、国内の各種環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
  • 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性
  • 国際審査・認証機関がシステムの妥当性を保証済み(ISO14064-3(※3)に準拠した検証)

(※1)GHGプロトコル:GHGの排出量の算定と報告の国際基準
(※2)Scope1-3:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分
(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)
(※3)ISO14064-3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHGに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様・手引き

会社概要

株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
ホームページ:https://www.zeroboard.jp/

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