ゼロボード、タイのアユタヤ銀行と脱炭素経営支援のパートナーシップ覚書を締結
〜 アジアのローカルパートナーとのエコシステム構築を推進 〜
GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は2022年9月13日(火)、タイに本社を置くアユタヤ銀行(タイ王国・バンコック、頭取:秋田 誠一郎、副頭取:堀尾 哲亨、現地呼称「Krungsri」)とタイにおける脱炭素経営支援のパートナーシップ覚書の締結式を行いました。
当社は、日系企業の製造拠点やサプライチェーン全体における、GHG排出量の把握と削減を目指す脱炭素経営支援を目的に、パートナー企業5社とともにタイへの進出を2022年8月24日(水)に発表しました*。今回の覚書の締結は、当社が創業時から推進している脱炭素領域のソリューションパートナー拡大の一環となります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のグループ企業であるアユタヤ銀行は、タイで第5位の資産規模を誇る総合商業銀行で、日系企業取引でもタイ国内トップクラスのマーケットシェアを占めています。今回の覚書締結を機に、両社では、アユタヤ銀行のタイを中心としたASEAN諸国のネットワークを活かし、日系企業のみならず現地法人に対しても脱炭素経営の支援を拡げていきます。当社は「zeroboard」を提供することでGHG排出量の算定と可視化を実現し、アユタヤ銀行は脱炭素化の実行支援のためのサステナブルファイナンスやソリューション等を提供してまいります。
*:2022 年 8 月 24 日付プレスリリース:ゼロボード、パートナー5 社とともにタイでの脱炭素経営支援を開始
当社は2022年9月14日(水)〜16日(金)でタイのバンコックで開催される「ASEAN SUSTAINABLE ENERGY WEEK 2022」に「zeroboard」を出展いたします。出展を通して、タイ国内において脱炭素を目指す意義と、「zeroboard」の機能や企業にもたらすメリットを訴求し、お客様からのフィードバックをもとに機能やソリューションのアップデートに繋げてまいります。
各社のコメント
・アユタヤ銀行 頭取 秋田 誠一郎氏
脱炭素化は、世界的にみてビジネスの最優先課題です。Krungsri は MUFG と同様、2050 年までに投融資 ポートフォリオの GHG 排出量のネットゼロを達成することをコミットいます。日本では、MUFG はゼローボードと共に 200 社を超える国内の法人のお客さまに対し、ゼロボードのご紹介を通じた脱炭素経営の支援をさせていただいて おります。このようなサービスをタイのお客様にも提供できるようになって嬉しく思います。 ゼロボードの先進テクノロジーと当行の金融サービスにより、特に管理が非常に困難なサプライチェーン領域において の GHG 排出量算定・可視化サービスを導入することで、タイのお客様の効率的な脱炭素化に向けた取り組みを サポートできると確信しております。
・株式会社ゼロボード 代表取締役 渡慶次 道隆
当社パートナーである三菱 UFJ 銀行とのご縁により、同じ MUFG グループのアユタヤ銀行とパートナーシップの覚書を締結できたことを大変嬉しく、また、タイでのマーケティングを進めていく上でも非常に心強く感じております。アジ アの脱炭素化を日本が率いていくためには、さまざまな現地パートナーとの連携が不可欠であると考えます。アユタヤ 銀行のネットワークと当社の技術を組み合わせて、「zeroboard」が GHG のデータインフラとしてデファクト・スタンダ ードとなることを目指し、アジアでのプレゼンスを共に高めていきたいと考えています。
zeroboardについて
企業活動やそのサプライチェーン由来のGHG(温室効果ガス)排出量を、国際基準であるGHGプロトコル*1に基づいて算定・可視化できるクラウドサービスです。
- 膨大なデータ処理が必要なサプライチェーン排出量(Scope1-3(※2))や製品ごとの排出量の算定
- 視認性の高いダッシュボードによる排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
- GHGプロトコル等の国際的な開示形式に加え、国内の各種環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
- 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性
- 国際審査・認証機関がシステムの妥当性を保証済み(ISO14064-3(※3)に準拠した検証)
(※1)GHGプロトコル:GHGの排出量の算定と報告の国際基準
(※2)Scope1-3:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分
(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)
(※3)ISO14064-3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHGに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様・手引き
会社概要
・アユタヤ銀行(現地呼称 Krungsri(”クルンシィ”))|Bank of Ayudhya Public Company Limited
所在地:バンコク都ヤンナワ区ラマ3世通り1222番地
代表者:頭取 秋田 誠一郎
設立:1945年1月27日
事業内容:銀行業務
ホームページ:https://www.krungsri.com/th/personal
・株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc.
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援
ホームページ:https://www.zeroboard.jp/
【企業向けウェビナーについて】
当社では、脱炭素経営のための企業向けウェビナーを毎月開催しています。国内外の脱炭素の最新動向や、「zeroboard」の活用方法などを解説しておりますので、ぜひお申し込みください。
10月開催ウェビナーの詳細・お申し込み
【採用について】
当社では、脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp
導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp