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2024.02.16

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ユーザーコミュニティイベント、第7回「All Aboard! Meet Up」を開催

株式会社ゼロボード(以下 当社)は2月9日(金)、当社オフィスにて、ユーザーコミュニティイベントの第7回「All Aboard! (オールアボード!) Up」を開催しました。「ESG評価対応~企業の実務担当者が知っておきたいあれこれ~」と題した今回は、14社25名の方がご参加くださいました。

昨今、企業にとってESG(環境、社会、ガバナンス)への適切な対応は、ますます重要視されている一方で、ESG評価の成り立ちや構造を体系的に理解するのは難しく、企業の実務担当者は日々情報収集をしながら進めています。
そこで本イベントでは、初めてまたは1~2回ESG評価対応を実施しているサステナビリティ担当者向けに、ESG評価における潮流や来期への対応ポイント、実務での課題解決のヒント、他社のESG評価対応の実例、そしてリアルイベントならではの裏話や専門的な情報共有を目的として開催しました。

前半はサステナビリティ経営、サステナビリティ・ブランディングを専門とされている大喜多 一範氏をお招きし、近年のサステナビリティ情報開示の動向からTCFDシナリオ分析と戦略の策定についてご講演いただきました。
後半はグループワークとパネルディスカッション。グループで上がった意見をチャタムハウス・ルール(※)に則り、話したい人が全員の前で話し共有しました。

具体的には、以下のテーマで意見を交わしました。

  • 社内の行動変容を促すにあたっては、トップダウン型、ボトムアップ型どちらが望ましい?
  • どこまで開示対応を求められている?必須項目はあるか?
  • どの評価から取り組むのがよいか?
大喜多氏の基調講演
参加者飛び入りのパネルディスカッション

最後に、本日のイベントを通して学んだこと、今後取り組んでみたいことをハーベスト(収穫)として全員が各30秒でシェアしました。

▼参加者の感想より一部抜粋

  • ESG開示の課題として「そもそもどれに答えて行ったらいいのか?」と悩んでいたが、大喜多さんのフレームワーク一つに答えれば、様々な開示に答えるための全ての基盤ができあがる点が非常に腑に落ちた
  • フレームワークに順に答えていくことで、今まで見えなかった経営課題が見えるなど道標になり、自身の取り組みに自信を持つことができると感じた。ストーリーを軸にCDPやTCFDなどを必要に応じて回答していけば矛盾も生じず、その後の作業も楽になると言うメリットがある
  • 戦略的なESG開示について悩んでいたが、横のつながりが本日できそうでありがたい。一緒に頑張っていきたいと勇気づけられた
参加者によるハーベストの発表
ゼロボード石森が記録した、ハーベストのグラフィックレコーディング

各参加者が今後の業務の進め方への導きとモチベーションを得られたイベントとなりました。引き続き当社は全力でユーザー企業様の脱炭素経営をご支援してまいります。

(※)チャタムハウス・ルール
参加者は受け取った情報を自由に利用することができるが、特定のコメントした人を明らかにはしないこととするルール