Q
製品単位当たりのCO2排出量は、同じ種類の製品だとしても、メーカによって違いますか?
A
おっしゃる通り、どのような製造プロセスで、どのような原材料を活用しているかによって、異なります。
同じ種類の製品だとしてもメーカーによって異なる要因は3つあります。
①製造する過程における、メーカーごとの省エネ活動。
メーカーの省エネ活動へのコミットメントに応じて、製品の製造過程で発生するCO2排出量が増減します。
②利用する原材料や消耗品の種類。
原材料や消耗品について、それぞれ種別によって排出係数が異なります。排出係数の低い原材料や消耗品を利用することでCO2排出量が小さくなります。
③サプライヤーからの一次データ。
同じ原材料や消耗品であったとしても、サプライヤーが独自の採掘・製造プロセスに基づきカーボンフットプリントを算定し、提供している場合、その値が環境省の提示する平均値と異なるようであれば、製品単位当たりのCO2排出量が異なります。