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Q

CDPでは、Scope3のGHG排出量データについて、サプライヤーからの実測値が占める割合の開示を要求していますが、どのような基準ですか?

A

求められた製品あたりのCO2排出量原単位へ、実際にそのサプライヤー企業が調達した量をかけあわせた値が全体のScope3排出量に占める割合が基準となります。

「サプライヤーから得た実測値」とは、自社がそのサプライヤー企業から入手した製品やサービスのCO2原単位について、IDEAや文献値などの二次データ(Secondary data)を用いるのではなく、その企業が収集した一次データ(Primary data)のLCIデータを用いることが望ましいとされています。

場合によっては、これらの数値は、Cradle to GateのCO2排出量原単位の形になっています。いずれにせよ求められた製品あたりのCO2排出量原単位へ、実際にそのサプライヤー企業が調達した量をかけあわせることでその企業の「実測値」となります。
このような製品レベルのLCAデータが得られない場合には、活動レベル、プロセスレベル、製品ラインレベル、施設レベルのデータの提供をサプライヤーへ要請し、それらを入手して必要に応じて自社の調達に関係する分について配分を行うとあり、このような方法でも「実測値」となります。