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2022.05.16

PRESS RELEASE

ゼロボード|ふくおかフィナンシャルグループが脱炭素経営支援に向け「zeroboard」の取り扱いを開始

〜ESG/SDGsのスコアリングからGHG排出量算定・可視化、削減施策提案までの包括サービスを展開〜

 株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、ふくおかフィナンシャルグループ(代表取締役社長:五島 久、以下「FFG」)が、当社が開発するGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」の取り扱いを開始することをお知らせいたします。これを機にFFGグループ企業である株式会社福岡銀行(取締役頭取:五島 久)、株式会社熊本銀行(取締役頭取:野村 俊巳)ならびに株式会社十八親和銀行(取締役頭取:山川 信彦)において、取引先企業の脱炭素経営支援のために「zeroboard」が取り扱われます。

 東証プライム市場上場企業は、TCFD*提言に沿った情報開示が実質的に義務化され、Scope3までの算定と開示が求められています。また、金融機関や取引先からの情報開示要求も増えつつあり、企業にとってGHG排出量は、財務影響に対するリスク管理上の重要指標であり、企業規模に関わらず、今後ますます算定と可視化が必要な時代になるとされています。

 当社が開発・提供する「zeroboard」は、Scope1・2の算定はさることながら、Scope3の算定には、標準値(データベースより取得できる平均値)だけでなく、サプライチェーン上の削減効果がより適切に反映される一次データ(サプライヤの実績値)の取得とその利用ができることを強みに、GHG排出量の算定の高度化を目指す企業に導入されています。

 今般の両社の連携では、FFGの取引先企業に「zeroboard」の導入支援を行い、企業のGHG排出量の算定を推進します。他方、FFGの子会社である株式会社サステナブルスケール(https://www.s-scale.co.jp/)は、企業のESG/SDGsを評価するスコアリングサービス「Sustainable Scale Index」を開発し、福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行を通して展開しています。スコア評価を受けた企業における脱炭素の課題を解決するための、第一歩目のソリューションとしても「zeroboard」を提供します。
 燃料転換や電化、エネルギーマネジメントなど多岐にわたる脱炭素ソリューションの中から、それぞれの企業にあった施策を選定するためには、まず自社のGHG排出量の把握が必要です。その把握のために、国際審査・認証機関がシステムの妥当性を保証し、数多くのソリューションパートナーとも連携している「zeroboard」を活用いただくことで、より実効性の高い削減計画の策定が可能となります。

市場では、ESGやSDGsへの関心の高まりを受け、サステナブルファイナンスが拡大しています。GHG排出量の開示が資本コストにも影響する今、当社は、FFGとともに、スコアリングからGHG排出量の算定・可視化、削減施策の提案までを包括した付加価値の高いサービス提供を目指すとともに、九州地方のカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。

*:G20の要請を受け、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討するため、金融安定理事会(FSB)により設立された気候関連財務情報開示タスクフォースのこと。TCFDは、Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略称。

zeroboardについて

 企業活動やそのサプライチェーン由来のGHG(温室効果ガス)排出量を、国際基準であるGHGプロトコル*1に基づいて算定・可視化できるクラウドサービスです。

GHGプロトコルにおけるScope1・2・3の分類
  • 膨大なデータ処理を必要とするサプライチェーン排出量(Scope 1〜3)*3や製品ごとのGHG排出量の算定
  • 視認性の高いダッシュボードによる、GHG排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能
  • GHGプロトコル等の国際的な開示形式に加え、国内の各種環境法令の報告形式にも対応したアウトプット
  • 専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性
  • 国際審査・認証機関がシステムの妥当性を保証済み(ISO14064-3*3に準拠した検証)

*1:GHGの排出量の算定と報告の国際基準
*2:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分
(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出、Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)
*3:国際標準化機構(ISO)が定めたGHGに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様・手引き

会社概要

・株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(https://www.fukuoka-fg.com/
所在地:福岡県福岡市中央区大手門一丁目8番3号
代表者:代表取締役社長 五島 久
設立:2007年4月2日
事業内容:銀行業務

・株式会社ゼロボード(http://zeroboard.jp
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 渡慶次 道隆
設立:2021年8月24日
事業内容:温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の開発・提供/電力・環境価値に関するコンサルティング/ブランディング・キャンペーン支援

【採用について】
当社では、脱炭素社会に向けたサービス構築を一緒に進めていくメンバーを募集しています。ビジネス、エンジニア、コーポレートなど募集ポジションは多岐にわたります。私たちのビジネスやプロダクト、チームにご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
採用に関するお問い合せ先:recruit@zeroboard.jp

導入に関するお問合せ先:info@zeroboard.jp
報道やご取材についてのお問合せ先:pr@zeroboard.jp